女将の足跡
「観光事業者のための災害時対応力向上Webセミナー」に登壇しました
2021年12月15日 観光事業者のための災害時対応力向上セミナー
2010年度事業として女性部で取り組み、作成した「女将の地震初動マニュアル」をきっかけに、今般東京都主催の「観光事業者のための災害時対応力向上セミナー」への登壇依頼をいただきました。
このセミナーでは、旅行者のより一層の安心・安全の確保を進めていくため、観光関連事業者を対象に、発災時における対応力向上を目的としています。
【12/1事前収録の様子】 会場:中島屋グランドホテル
講演は「女将の地震初動マニュアル」を作成するに至った経緯からはじまり、その後立ち上げた防災対策検討会での勉強会・討議を経てマニュアル完成に至るまでの道のり。そして完成したマニュアルについての解説を行いました。
また、マニュアル完成の約1年後、東日本大震災が発生した際、災害時に女将が出来る事は何か、との思いにより考案した災害食「ジャパニーズニョッキおすいとん」のご紹介も行いました。
そして「女将の地震初動マニュアル」の中でも提案した「女将のおもてなし袋」を形にした「女将の安心こころ包み」を実演も交えながらご紹介しました。
◆「女将の安心こころ包み」は女将の知恵が詰まったポーチ。中身はサバイバルシート、携帯トイレ、ライト付きホイッスル、安全ピン、結び紐、100㎠の多目的な布です。100㎠の布は工夫が施されており①三角巾②ポーチ③リュック④裂いてマスクや紐としてご使用いただけます。ご使用後はコンパクトなポーチにたたむことが出来ます。
【12/15WEBセミナーの様子】 会場:ホテルグランヒルズ静岡
「女将の地震初動マニュアル」完成より11年。そろそろマニュアルの刷新が必要なのでは、との声も上がっていた中での登壇のご依頼。防災対策に改めて思いを致す機会となりました。
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合 女性部 あけぼの会 事務局
令和3年度 女性部あけぼの会 通常総会を開催いたしました
令和3年6月22日(火)ホテルアソシア静岡にて万全のコロナ感染症対策の下、
例年より時間を短縮しての通常総会開催となりました。
令和3年度は役員改選の年にあたります。部長並びに副部長3名は前期より続投が承認され、
新たに副部長2名も承認を受け、新体制で活動してまいります。
感染症対策対応を取りながらの制約のある活動となりますが、ご支援、ご協力を賜りますよう
よろしくお願い申し上げます。
※撮影時だけマスクをはずしております
ふじのくに静岡 ホテル旅館 女将 あけぼの会 事務局
令和3年度事業 おもてなし研修会を開催いたしました
令和3年6月22日(火)通常総会閉会後、おもてなし研修会を開催いたしました。
講 師:苦田 高志 氏(株式会社キャブ 代表取締役)
テーマ:「もどり来る旅行者」今、地域・お客様の発進力が問われる時代に~初級編~
ポストコロナを見据え、SNS等を使った情報発信に何が求められ、どう発信すればよいのか。
またマイクロツーリズムが推奨される今、ホテル・旅館業としてどんな取り組みが出来るのか、
事例をまじえてご講演いただきました。
「WEBサイトからはじまるおもてなし」について、自社WEBサイトのHTML文法修正をすることで
表示速度がアップし利用者の利便性が向上することや、検索エンジンからの流入が1.6倍に向上した例など
興味深いお話を伺いました。
また実演で自社WEBサイトを診断していただいた参加者さんもいらっしゃいました。
withコロナでSNS中心の情報収集への流れはより加速しています。
SNSはわからない、出来ないとは言えない時代になっているとつくづく感じる研修会でした。
ふじのくに静岡 ホテル旅館 女将 あけぼの会 事務局
~春の研修会~SDGs事業 「Tea Cocktail Seminar」
令和3年3月2日 みしまプラザホテルにて、春の研修会を開催いたしました
コロナ感染症対策を徹底として、テーブルには飛散防止アクリル板を設置し、
マスクの徹底や会話を控えるなどの措置を講じての開催となりました。
今回の研修は10月に引き続き、SDGsについて、中でも「陸の豊かさを守ろう」としての
静岡県のお茶についてをテーマに取り上げます。
講 師:井谷 匡伯氏(BAR NO`AGE経営者 静岡市葵区)
テーマ: Tea Cocktail Seminar
静岡県名産のお茶を、煎茶としていただくだけでなく おしゃれに新しくご提供する手法を
講師の井谷氏に「ティーカクテル」としてご紹介いただきました。
ティーカクテルの考え方や、茶葉の特性、合わせる食材との相性など幾通りも考えられる事などを
丁寧にお話くださいました。
なじみのある茶葉や特産を使う事で、静岡県のそれぞれの地域の特色を引き出した
モクテル(ノンアルコールカクテル)4種をご提案いただきました。
◇「華こゝろ」・・・静岡県の女将イメージ
◇「蒼(あおい)」・・・東部(ぐり茶)
◇「葵(あおい)」・・・中部(玉露)
◇「碧(あおい)」・・・西部(深蒸し茶)
今までのお茶のいただき方だけでなく、洗練されたお茶のご提供をあけぼの会では模索しています。
今後も、研鑽に励んでまいります。
ふじのくにしずおか ホテル旅館 女将 あけぼの会 事務局
SNS(インスタグラム)研修会 を開催いたしました
2月2日(火)に、令和2年度のSNS研修会を開催いたしました。
コロナ禍ということもあり、開催にあたりできる限りの感染症対策をとり、少ない人数での実施となりました。
テーマ 「共感を生み 心を繋ぐSNS」
講 師 久保山 ひろ子氏(PRプロフェッショナル協会 ディレクター)
講 師 太田 記久乃氏(㈱マーレプランニング 代表取締役、あけぼの会HPアドバイザー)
参加された方は初心者の方が多く、細やかなフォローをしながら会を進める事となりました。SNSをどのように利用するのか、どんな事に利用するのかをあらかじめイメージした上で始める事や、登録者(アカウント)を最大限アピールするように、プロフィール画面を有効に使う、登録の仕方等伺いました。
少ない受講者となったことが功を奏し、丁寧なフォローができ、セミナー終盤には初投稿をしていただくことができました。
今回のようにまずは、個人のアカウントからスタートし、次第に「お宿」アカウントへと進化することを期待いたします。
SNS、特にインスタグラムは、検索ツールとして利用する方が巣ごもりというコロナ禍の影響もありますます増えています。興味がある人に直接届くシステムや広告表示など効果的な機能があり、便利で経費を抑えた情報発信への期待は高まっていますので、お宿で取り入れていただけるよう今後も、セミナーの機会を持てるよう進めてまいります。
ふじのくにしずおか ホテル旅館 女将 あけぼの会 事務局
SDGs事業 遠州織物視察研修のご報告(古橋織布有限会社)
11月10日 視察研修の2件目は、浜名湖近くにありました。
◇ 古橋織布有限会社(浜松市西区雄踏町 古橋敏明代表取締役)
100年続く織物工場では、若い後継者、女性がかがやきを放つ真摯な姿勢に感動。
今では希少なシャトル織機を大切に手入れをし、他では出せない柔らかな風合いの生地を生産している。
手触りはしっとり、肌になじむ品質は、国内外のアパレルやブランドから信頼が厚いのだそう。
遠州織物の産地では、伝統と技術を真摯に継承されていて感動いたしました。
ホテル旅館でも、静岡県の誇るべき遠州織物とコラボレーションできる何かを
見つけていきたいと思います。
古橋織布様、この度は、お世話になりましてありがとうございました。
ふじのくに静岡 ホテル 旅館 女将 あけぼの会 事務局
SDGs事業 遠州織物視察研修会のご報告(榛地織物)
11月10日、すがすがしい秋晴れの中、牧之原市や浜松市での遠州織物産地視察を開催いたしました。
前回の研修会で、地域の特性を生かし、そこならではの「本物」をご提供することで、お客様に「特別」を
楽しんでいただき、地域も負荷をかけずに潤うことで持続可能な観光を見出すことだできると学びました。
最初に伺ったのは、牧之原に広がる茶畑のそばにありました。
◇ 榛地織物(牧之原市細江 榛地道夫代表)
気さくで暖かなお人柄の榛地代表が、とても丁寧にご説明くださいました。
レピア織機を使用し、「しじら織」の確かな技術と自由な発想で1000以上の生地を生産されているのだそう。
生地見本を拝見しながら、作務衣や、エコバッグなど、ホテル旅館での活用のアイディアが飛び交いました。
榛地織物様、この度は、お世話になりましてありがとうございました
ふじのくに静岡 ホテル 旅館 女将 あけぼの会 事務局
SDGs研修事業 SDGsと産地の関わりについて(2)
令和2年10月6日(火) SDGsと産地の関わりについて
◇静岡のお茶について
講師: 増田 浩章氏(静岡県経済産業部 お茶振興課 世界緑茶班 課長代理)
・静岡のお茶の歴史
・静岡の茶産地
・いろいろな種類のお茶
・美味しいお茶の淹れ方(映像)、試飲(茶草場農法の朝蒸し茶・深蒸し茶)
ほか、ホテルや旅館でのお茶サービスのアイディアなど提案をいただきました。
お茶についてを改めて学び、新たなお茶のご提供方法についても検討するきっかけになればと思います。
展示ブースでは、静岡抹茶を使用した茶ビールのご紹介もありました
ふじのくに静岡 ホテル 旅館 女将 あけぼの会 事務局
SDGs研修事業 SDGsと産地の関わりについて(1)
SDGs研修として「遠州織物」と「静岡県のお茶」について取り上げる事といたしました
令和2年10月6日(火) SDGsと産地の関わりについて
◇遠州織物について
ナビゲーター:日吉景子氏(㈱パピアパペル 代表取締役)
松尾耕作氏(遠州織物工業協同組合 事務局長)
遠州織物が始まり広まった歴史的背景や、希少な織機でおられる高品質の布地が
世界的に評価されていることを知りました
そして、静岡県のホテル旅館での活用例などのご紹介をしていただきました。
柳生の庄(修善寺)では、半纏(旅館用に袖口をつぼめたもの)や、夏の座布団カバーとして
活用しているそうで、遠州織物の機屋さんは小規模なので少ない生産にも気軽に対応してくださる
との提案がありました。
今後予定している視察では、産地を訪れ実際に織られる風景を見聞し、身近な物に感じていただき
SDGsの取り組みとしてとらえていければ幸いです
ふじのくに静岡 ホテル 旅館 女将 あけぼの会 事務局
SDGs研修会 「SDGsについて」始めに学びました
令和2年10月6日(火)
SDGsに取り組む上での序章として、鈴木雄介先生(静岡大学)にお話しを伺いました。
テーマ) ジオパーク + SDGs + サスティナブル・ツーリズム
以前にあけぼの会が、鈴木先生に伊豆半島ジオパークについてご教示いただいた際、ジオパークの理念が
SDGsを担っていることを教えていただき、SDGsを知るきっかけとなりました。
そこで、今回は宿泊業ができる、持続可能な観光とは
地域の特徴を生かし、そこならではの「本物」をご提供することで、
お客様に「特別」を楽しんでいただき、負荷をかけずに地域も潤う
と解説してくださりました。
地域に根差した素晴らしい「食、文化、産業、伝統など」を知り、伝える事にさらに
取り組んでまいります。
ふじのくに静岡 ホテル 旅館 女将 あけぼの会 事務局