2016-03
大瀬まつり・第28回 内浦漁港祭が開催されます
引手力命神社(近年では大瀬神社)の大例祭が4月4日(月)
大漁と海の安全を祈願し開催されます。
この「大瀬まつり」は奇祭として知られています。
女装した青年達が華やかに飾り付けられた漁船の上で繰り広げる「勇み踊り」
おはやしもにぎやかに岸壁に到着すると船から海に向って俵を投げ、
それを泳いで拾った青年達が神社に大漁と航海の安全を願って参拝します。
「勇み踊り」勇み踊りは、漁師が大漁を祈るため始まったとされています。
大瀬崎桟橋に集合した大漁旗で飾られた漁船に長襦袢を身に着け女装した男性が多数乗り込み
「♪チャンチャラおかしー、チャンチャラおかしー」のお囃子(はやし)に合わせ、
踊りながら大瀬崎の大瀬神社に参拝します。
大瀬神社は高台にあり観客の間をぬって階段を掛けあがる姿は勇壮です。参拝船も出ます。
~三津旅館組合 HPより~
沼津市内浦三津 松濤館 女将 北野美和子
富士山は大きな水瓶
「富士山は大きな水瓶です」というと「そんなバカな」とは言わないまでも「何を言っているんだ」とけげんな顔をされるかもしれません。
富士山は、10万年前に誕生した火山です。もちろんその周囲にたくさんの湖があり、湧水があることはよく知られていて、その意味でも富士山と水は縁が深いわけです。
富士五湖は、山梨県側ですが、富士急行株式会社の創設者である堀内良平によって命名されたそうです。湧泉群として「忍野八海」などもあります。
静岡県側には、大きな湖はありませんが、富士山からの湧水を集めた多くの河川や湧水があります。富士宮と芝川地域には、潤井川と芝川があり、潤井川は湧玉池や富士宮周辺の湧水を集め、芝川は猪之頭湧水を水源として、白糸の滝の水などを集め、駿河湾に注いでいます。もちろん富士川も富士山の西側を回るように富士山からの水を受けて流れ下っています。
富士山の東側に目を向けると、柿田川は狩野川水系の日本で最も短い一級河川ですが、1日百万トンともいわれる大量の湧水を水源とする全国的にもめずらしい川です。
平成27年4月に亡くなられた土隆一静岡大名誉教授は、富士山の世界遺産登録に向けた推薦書の原案を作成した方です。先生は、富士山の環境保全に取り組む市民団体や企業、行政などのネットワーク組織「ふじさんネットワーク」の会長としても尽力され、大の富士山通でした。
その先生のお説に従えば、富士山の周辺の河川の流量、湧水量の総量は、534万トン。平均蒸発散量を降水量の22%と考え、逆算すると、降水量は685万トン/日で、年間降水量は25億トンと計算されるそうです。
富士山全域の降水は、表流水や蒸発する水以外は、ほとんどが地下へしみ込み、伏流水となり、やがて溶岩層の末端の山麓で湧き出ます。
この地下にしみ込んだ水が、どれくらいの期間を経て湧水となって地表に現れるかは、一説には60年間などともいわれました。しかし、土先生は、酸素・水素同位体から、中腹以上の降水は10-15年かかって山ろくにわき出ているとおっしゃっています。
これらの水が、東麓の御殿場市北部から小山町一帯では標高500mあたりを中心に湧き出て、酒匂川から相模湾へ。御殿場市南部の湧水は黄瀬川から駿河湾へと流れ出しています。
富士宮側では、白糸の滝などで、1日に10万トン以上の水が湧き出していて、富士宮浅間大社境内の湧玉池は、西麓最大の湧水量を誇り、かつては1日あたり40万トンもの水が湧き出していましたが、近ごろは1日20万トン程度になっています。これは下流域の市街地を中心に、1日70万トン以上の地下水を汲み上げていることで、地下水圧が減少したためと考えられています。
三島市の楽寿園にある小浜池は、三島溶岩流の末端の一部に位置し、ここもかつては1日20万トンもの湧水量があり、三島湧水群の代表的な湧水として、知られていましたが、現在は水位が下がって、水がなくなってしまうことが多くなっています。しかし、それも地下水のくみ上げによるもので、すぐ近くの柿田川では、今も1日80万トンから120万トンという豊かな水が湧き出しています。
これらの富士山の湧水の源である総貯水量は、1日約500万トン浸透する地下水が、1年365日15年かけて下流部で湧出していると仮定して計算すると、273億75百万トンに達します。これは琵琶湖の275億トンの貯水量にほぼ匹敵するものです。
富士山は単なる山でなくて、「大きな水瓶」であるということを改めて認識します。大変な貴重な資源と言わなければなりません。
ぜひ、遠くから眺める富士もすばらしいのですが、白糸の滝、富士宮浅間大社境内の湧玉池、三島市の楽寿園と源兵衛川、清水町の柿田川などなど、富士山の水をめぐる旅も一興と思います。
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合 専務理事 府川博明
【関連記事】
2016桜情報
卒業式が終わりを迎えたこの時期、桜の木がほんのりとピンク色に膨らんでいます。
全国あちらこちらで桜の開花情報が聞こえ、静岡でも華やかな時を迎えます。
”ふじのくに静岡”にも桜の名所がたくさんございます。
是非、お花見や各地で開催するおまつりにお出かけください。
桜情報は下記をご参考に、旅行の計画をされるのも楽しそうですね。
ふじのくに静岡 ホテル旅館女将 あけぼの会 事務局
「ふじのくに地球環境史ミュージアム」 がオープンします
県立静岡南高校跡をリノベーションし、平成28年3月26日(土)に
地球環境史博物館、「ふじのくに地球環境史ミュージアム」がオープンしました。
郷土の自然の豊かさや、地球とヒトが歩んできた歴史を振り返りながら
考える。”思考するミュージアム”がコンセプトだそうです。
想いを馳せる~ロマンを感じる博物館の誕生です。
ふじのくに静岡 ホテル旅館女将 あけぼの会事務局
内浦からみた富士山
3月17日 今日は朝から快晴。久しぶりにきれいな富士山を見ました。
上の写真は、修善寺の山田から内浦重須へ抜ける峠近くから
撮影したもの。下は、内浦の長浜からの富士です。
伊豆 天城湯ヶ島 白壁荘 宇田倭玖子
三島スカイウォークで空中散歩
平成27年12月に三島市に開業した三島スカイウォークからの富士山です。
吊り橋では360度大パノラマ!三島市内はもちろん沼津市や駿河湾、
伊豆半島は天城連邦までたっぷりと見渡すことができます。
ですが、全長400メートル、最大高さ70メートルのつり橋ですから、
写真撮影や歩行は揺れますのでご注意ください。
空中散歩の絶景とスリルも併せてお楽しみください。
詳しくは、三島スカイウォーク へ。
ふじのくにしずおか ホテル旅館女将 あけぼの会事務局
春は天城でサイクリング!
伊豆市観光協会天城支部ではレンタサイクル、
自転車の貸し出しを行っています。
自転車はイタリア、ビアンキ社のマウンテンバイク3台と
クロスバイク2台の5台。今年から新たにガイド付きプランや
ガイドと昼食が付いたスペシャルプランも加わりました。
こちらも好評です。
夕鶴記念館内にある観光協会のカウンタ-にて
受付をしております。
料金はスタンダードプランで、午前9時から午後5時まで
乗り放題で1日1500円+保証金500円=2000円。
火曜日定休 受付時間は午前9時から
午後2時までの間です。
中学生以上の方が対象で利用の際には、
運転免許証などの身分証明書が必要となります
伊豆市 天城湯ヶ島 白壁荘 女将 宇田倭玖子
高速道路を使って富士山へドライブ
新東名高速道路の浜松いなさジャンクション(静岡県浜松市)から
豊田東ジャンクション(愛知県豊田市)までが開通致しました。
西日本から静岡県へのアクセスが便利になりました。
春のドライブで富士山を見にいらっしゃいませんか?
富士山がきれいに見える場所の1つが
東名高速道路 富士川サービスエリアです。
写真のように、富士山が雲に隠れてしまうこともありますが
上り線 下り線ともに富士山を裾野まで見渡すことができるスポットです。
ふじのくに静岡県 旅館ホテル女将 あけぼの会事務局
花束のサプライズプレゼント♡
(イメージ画像)
土肥の恋人岬では、日ごろの感謝の気持ちや記念日の演出ができますよ!
事前にお申込みをしていただくと、プレゼントのお花をお相手に内緒で準備いたします。
~西伊豆 土肥 恋人岬を思い出の地にしませんか?~
お申込みはこちらからどうぞ。
伊豆半島の西側は夕日も、とてもロマンチックですよ
素敵なひとときをお過ごしください。
お待ちしています。
伊豆市土肥温泉 土肥ふじやホテル 女将 後藤千代子
木蓮の香漂う寺院 藤枝 十輪寺
春を告げる花の一つに 木蓮があります。
藤枝市の十輪寺では、3月12日(土)、13日(日)に
「もくれん祭り」が開催されます。
一斉に花が咲くので、開花期間は短いですが、真っ白な花の群れは
心が洗われます。
今年の暖かさで開花が早いようです。ちょうどお祭りの頃見頃かもしれませんね。
是非、おでかけください。
ふじのくに静岡 ホテル旅館女将 あけぼの会 事務局