女将の足跡
通常総会後に経営研修会を開催しました ~幸せに働くための組織のあり方~
講 師: T-BOX 代表 佐野 智之氏
テ ー マ: 幸せに働くための組織のあり方
通常総会終了後、経営研修会を開催しました。
近年、宿泊業界では人材不足やスタッフの定着が大きな課題となっています。そこで今回は、スタッフが働きがいを感じ、熱量をもってに取り組める組織づくりについて学ぶため、研修会を開催しました。
講師の佐野様は、あてま高原リゾート ベルナティオで12年間、総支配人を務められた経験を持ち、
現在は宿泊施設を中心に組織づくりや人材育成の支援を行っています。
講演では、ご自身の実践経験をもとに、スタッフの幸せと顧客満足を両立させる組織づくりについて
お話しいただきました。
「人を管理するのではなく支援する」「人を評価するのではなく伴走する」といった考え方や、
スタッフを大切にする組織づくりが結果としてお客様満足や施設の評価向上につながることについて、
実際の事例を交えながら紹介いただきました。
また、ベルナティオでの組織改革の取組では、「ひと手間を惜しまない」を合言葉に、スタッフや
その家族、地域、取引先などの関わる人を大切にする文化を育て、「スタッフの幸せを通じて社会や
お客様の幸せに貢献する」という理念を共有してきたことが紹介されました。
参加者は熱心に耳を傾け、それぞれの施設での人材育成や組織づくりについて考えを深める有意義な研修会となりました。
今回の講演を通じて、スタッフの熱量は組織のあり方や理念への共感の中で育まれるものであることを学びました。この学びが、それぞれの施設におけるより良い職場づくりや、お客様に喜ばれるおもてなしにつながればとおもっております。
あけぼの会 事務局
令和8年度 通常総会を開催いたしました
令和8年6月10日(水) ホテルアソシア静岡(静岡市)にて、通常総会を開催いたしました。
26名の会員の皆さまとご来賓にご参加いただき、盛会のうちに終了することが出来ましたことを、
御礼申し上げます。
あけぼの会 事務局
新年研修会を開催しました
講 師:森木農園株式会社 代表取締役 森木 和也 様
テーマ : 時代が変わっても“心”は変えない ~挑戦から見えたお客様に選ばれるヒント~
1月下旬、女性部あけぼの会では新年研修会を開催いたしました。
本研修会は、日々お客様をお迎えする現場に立つ女将が、時代の変化に対応しながらも、決して変え
てはならない「おもてなしの心」や、人とのご縁を大切にする姿勢を改めて見つめ直すことを目的と
して実施いたしました。
今回の講師には、牧之原市で代々続くお茶農家の八代目として家業を継承し、新たな挑戦を続けておられ
る森木 和也 様 をお迎えしました。
森木様は家業継承後、厳しい経営状況に直面しながらも「価格を自分で決め、直接お客様へ届ける」直販
に挑戦。マルシェ出店で苦戦を経験する中、マーケティングとの出会いにより、“売上よりも関係づく
りが大切”であることに気づかれます。
そして試飲をきっかけに会話を重ね、お客様へお便りを送り続けた結果、信頼が生まれ、再購入へと
つながる仕組みを確立。「顧客リスト(関係性)は最大の資産」とのお話は、私たち宿泊業にも通じる
内容でした。
令和7年度 宿泊安全対策研修会を開催しました
令和7年12月9日<火> 宿泊安全対策研修会を行いました
講 師:駿東伊豆消防本部 沼津南消防署 予防係 消防司令 諸星 大輔 様
テ ー マ:お宿の火災対策研修会
参加人数:25名
年末年始の繁忙期を目前に控え、宿泊施設における安全管理体制の重要性が一層高まる中、お宿における
火災発生時の対応力の強化、また被害を最小限に抑えるための日頃からの備えについて学ぶため、研修会
を行いました。
研修会は2部制で行われ、第1部の講義ではホテル・旅館における実際の火災事例をはじめ最新の防火
基準、火災発生時の初動対応の重要性、近年トラブルが増加しているモバイルバッテリーの扱いについて
講義いただき、第2部では水消火器を使用した実技訓練と災害食の試食を行いました。
初めて消火器を手に取り、使用手順を体験した参加者もおり、いざという時に慌てず行動する為の
良い経験となりました。
防火管理を徹底することの重要性を改めて感じた研修会となったようです。
あけぼの会では、引き続きお宿の安全対策の強化に努めて参ります。
ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局
神取忍様をお迎えし、経営研修会を行いました
令和7年6月10日<火>総会開催後におもてなし事業 経営研修会を開催いたしました。
講 師:株式会社LLPW‐X 代表取締役社長 神取 忍 様(清水町ふるさと大使)
テ ー マ:心強く!生きる生き方
近年、宿泊業界は人手不足、インバウンド需要の急増、働き方改革への対応など、多くの
課題に直面しています。こうした変化により、宿の運営を担う女将への心身への負担が大きく
なっている現状があります。
研修会では、現役女子プロレスラーであり、経営者であり、社会貢献活動にも積極的に取り組
まれている神取忍様を講師に迎え、ご自身のご経験を通して培った、心が折れた時の考え方、
心の持ち方など、歩み続けるための「強く生きるヒント」を講演いただきました。

質疑応答では参加者から次々と質問が飛び交い、会場は終始活気にあふれていました
神取様の力強く、かつ温かみのある講演。異業種でありますが日々挑戦し続けてるお話には、
女将としての仕事に通じる学びがあり、今後の活動につながる研修会となりました。
ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局
令和7年 通常総会を開催いたしました
令和7年6月10日<火>みしまプラザホテルにて、会員や来賓など31名の皆さまにご出席いただいて通常総会を開催し、全ての決議が可決されました。
本年は役員改選の年に当たり、1期2年部長を務めて頂いた山下部長の退任を受け、部長についても改選となりました。
<令和7年度新役員>
部 長 森 桂子(新井旅館)
副部長 嶋田 みのり(熱川プリンスホテル)
副部長 笹原 千恵美(西伊豆今宵)
副部長 石橋 美津子(石橋旅館)
副部長 岡部 結子(割烹旅館 琴水)
監 事 瀧 悦子(稲取東海ホテル湯苑)
監 事 鈴木 きよみ(食べるお宿浜の湯)
新体制のもと、女性部あけぼの会を盛り上げて参りたいと存じます。引き続き女性部活動へのご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局
令和6年度 宿泊安全対策研修会を開催しました
令和7年2月4日<火>宿泊安全対策研修会を開催いたしました。
講 師: 災害NGO結 (yui) 代表 前原 土武(とむ)氏
テ ー マ: 「平時がすべて」被災地から学ぶ備え
会 場: ホテル暖香園
参加人数: 30名
毎年、全国各地において自然災害が発生しています。女性部では昨年度より引き続き、来る災害に備え
災害対応力の向上を目的に、災害対策の研修会を開催いたしました。
今回は、災害時において今や不可欠な存在となっている災害支援コーディネーターを、活動中の能登よりお迎えしました。
昨年の研修会では、令和4年9月の台風15号により、甚大な被害を被った油山苑の女将より罹災の体験やそこから得られた教訓など伺いましたが、その中で、「災害支援コーディネーター」という災害時復旧への導線を整えてくれる力強い存在を知り、今回の研修会につながりました。
災害現場の調整を得意とする災害ボランティア、災害NGO結 様では発災後24時間以内に現地入りし、現地の様子を把握して関係機関と共有。支援をスタートさせるとのこと。年間約300日現地で活動しており、それが毎年のこと。自然災害は誰もが避けて通れない課題です。
能登の産品をご持参いただき、販売。微力ながら支援に繋がればとの思いです
印象的だったのが「どんなに制度や仕組みができても人が人を支える事しかできない」「平時に出来ないことは非常時に出来ない」との弁。平時から支え合い続けられる地域を持続していく事が万一の際、復旧・復興を押し進める力となる。「平時がすべて」を強く感じる研修会でした。
ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局
令和6年度 秋の視察研修会を行いました②
≪醤油 栄醬油醸造≫
栄醤油醸造は1795年創業。昔ながらの木桶仕込みで、「丸大豆・小麦・塩」の原材料を活かした天然醸造による醤油づくりを、今も続けています。木桶醤油の国内占有率は1%を切っていると言われており、
大変貴重な醤油です。
◎醤油絞り体験(1人3,500円、12名以上は1人3,000円)

◎醤油蔵見学
大豆(蒸す)、小麦(炒る)、種麹を混ぜ麹室に入れ、麹を作る 出来上がった麹と塩水を木桶に落とす
<課 題>
木桶の寿命は約150年。栄醤油の桶は全て100年を超えているそう。木桶醤油は木桶を作り、修理する職人がいないと成り立たないため、深谷社長は約10年前から全国の醤油蔵と協力して「木桶職人復活プロジェクトを進めているとの事。
熟成したもろみを布でできた袋に入れ、積み重ねる。すると自身の重みと重力で醤油が絞りだされる。搾り粕は料理に利用できる。
食文化の変化や人口減少などで醤油の国内需要が減少を続ける中、栄醤油さんでは新たな販路を求め、
海外輸出に挑むとの事。輸出先は木桶で熟成させるワイン文化が根付く欧米を念頭におくそうです。
来年4月から蔵の新設や木桶の増設などの設備投資が予定されており、それに合わせ、ラベルを一新予定。伝統を守り、受け継いでいくための変化が、今まさに起きようとする中での訪問でした。
ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局
令和6年度 秋の視察研修会を行いました①
令和6年12月4日<水>に秋の視察研修会を行いました①
視 察 先:掛川市横須賀(よこすかしろ保存会、㈲栄醤油醸造 ほか)
参加人数:14名
今回の視察研修会では、江戸時代より横須賀城の城下町として栄えた遠州横須賀に伺いました。
同地では日本古来の調味料「さ(砂糖)、し(塩)、す(酢)、せ(醤油)、そ(味噌)」が今でも昔ながらの製法で
作られており、あけぼの会 新年研修会「発酵調味料の魅力」で取り上げた栄醤油醸造様では、醤油蔵
見学と醤油絞り体験を、おひさまテラスでは「よこすかしろ保存会様」による製糖作業とさとうきび畑
を視察しました。
≪砂糖 よこすかしろ≫
江戸時代、土佐の国からさとうきびの苗と製糖技術が伝わったのが始まり。一時期姿を消した「よこすか
しろ」ですが、町づくり事業で復活。よこすかしろ保存会によって伝統の製糖技術が受け継がれました。
しぼり機でさとうきびを絞る 絞られた液を鍋で煮詰めながらアクを取る
煮詰めた後、陶器の中で20分程かき混ぜる パレットに入れて3日間乾燥させる
かつては「よこすかしろ」を使ったラム酒が製造された事も 北限のさとうきび畑
地元の方々の「絶やしたくない」の思いに支えられ、受け継がれている伝統の技と味。
多くの手間がかけられ作られたよこすかしろは、例年12月頃から掛川駅の「これっしか処」や「道の駅掛川」
などで販売されますが、翌1月には売り切れてしまうこともあるそうです。
その②につづく
ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局
令和6年 北海道女将の会 交流会を開催いたしました
北海道女将の会様との交流会を開催いたしました。
開 催 日:令和6年10月28日<月> 会 場:待月楼(静岡市)
参加人数:北海道女将の会様12名、あけぼの会21名
富士山静岡空港の開港を機に姉妹会となった北海道女将の会様との交流を重ね今年で15年。
そしてこのたび5年ぶりに北海道より皆さまをお迎えする運びとなり、交流会を開催いたしました。
懇親会に先立ち行った意見交換会では、集客、人材確保についてのお宿での取組や、宿泊税について活発な意見交換が行われました。
懇親会では、懐石料理と静岡茶のマリアージュを楽しむ、茶師 本多英一様によるティーペアリングで北海道の皆さまをおもてなしいたしました。

待月楼さんの確かなお料理と厳選された静岡茶が後押しし、笑顔あふれる会となりました。
ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局




















