女将の足跡

令和5年度新年研修会を開催いたしました②

研修会では静岡県ご当地調味料のテイスティングも行いました。

≪テイスティング≫

 
左から★栄醤油醸造「濃口醤油」「再仕込み醤油」「うす口醤油」★杉井酒造 純米本味醂「飛鳥山」★カネジュウ食品「あいじろみそ」

研修会後の懇親会では、テイスティングした醤油を実際お食事する中で味わっていただきました。また、地元素材と発酵調味料を使用したメニューを楽しみました。

≪伝統発酵調味料 お宿での取入れ例≫

 
醤油三種味比べ
研修会でもテイスティングした醤油3種を用意し、実際刺身で味比べを行いました。醤油の味の違いが実感でき、また会話も弾みます。

 
金目鯛の塩麴焼き(写真中央)
地元の食材である金目鯛と沼津産の塩麹が使用されています。若狭地で味を付けた金目鯛を塩麹に漬けこんで焼かれています。塩麹の風味を生かすため、焼いてから更に塩麹が上に塗られています。塩麹を使うことで、素材の旨味を引き出し、身も柔らかくしっとりと仕上がっています。また、塩麹には消化を助けたり健康を増進する効果もあります。

 

伝統発酵調味料と向き合うことで、その土地の自然、歴史、食を知ることにつながり、その土地を訪ねる目的になり得ると感じます。地域色感じるおいしいく健康にも良いお料理の提供や地元調味料のご紹介など、おもてなしのひとつするための研鑽を今後も積んで参ります。

 

ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局

 

 

2024-03-08 | Posted in 女将の足跡Comments Closed