2016-07
富士登山情報 2016
富士山への登山者用アプリを県が2016年の登山シーズンより運用を開始いたしました
最初に、アプリをこちらからダウンロードしていただき、登山届の簡易申請や、
緊急情報の受信や、優待クーポンなどを入手できます。
また、「富士山ぐるぐる旅行」では、周辺の観光情報も入手できますよ。
富士登山をされる方は、まずは、「富士山総合ガイド」からアプリをダウンロードしてください。
写真提供:静岡県観光協会
ふじのくに静岡 ホテル 旅館 女将 あけぼの会 事務局
世界とつながる清水港
清水港は、日本一深い水深の駿河湾に面する国際拠点港湾です。
以前から、国内外の大型客船などが寄港することで知られる清水港では、
今年もたくさんの 海外からの客船や帆船が入出港いたします。
この夏のスケジュールは下記よりご確認ください
大海原への思いを馳せて、海の向こうへ~ ロマンを感じますね。
ほかにも清水港では おいしい鮪や世界遺産の富士山と三保の松原を
お得に楽しめる「清水港まぐろきっぷ」 も便利ですよ。
是非お越しください。
清水区江尻 創業明治3年 福住旅館 女将 加藤悦子
富士山から駿河湾海底まで7千メートル
富士山の高さは、みなさんご存知の通り3,776メートルです。その富士山の眼下に広がる伊豆半島最南端の
石廊崎と御前崎を結ぶ線に囲まれた海域が駿河湾です。その最も深い海底部は2,500メートルに達し、
日本一深い湾となっています。
ちなみに、第2位が神奈川県の相模湾1,500メートル、第3位が富山県の富山湾900メートルです
(静岡県公式ホームページ)。この二つの湾と比べても駿河湾の深さは特筆すべきものです。
いうならば、日本一の高い山富士山から世界でももっとも急峻な角度で深くなる駿河湾へ滑り台のように
急激に落ち込んでいるのです。
2000年ミレニアムを機に当時の堺屋太一新千年紀記念行事担当大臣の呼びかけで始まったインターネッ
ト博覧会。最終的なパビリオンは507、トップページへのアクセスは年間で5億3300万回を達成したと
のキャッチフレーズは、この落差約6,300メート
ル、駿河トラフと呼ばれる湾口付近では、
2,800メートルともいわれていますから、もう思
い切って7千メートルのワンダーワールドと呼ん
でしまえということで、「”標高7000m!?の”ワン
ダーワールド」。静岡県の自然の豊かさや環境 写真:東海大学海洋科学博物館
保全の重要さなどを紹介し、さまざまな賞を受賞いたしました。
急深なだけではありません。この駿河湾の中央部には南北に伸びる溝が存在し、湾の東西を二分していて、
太平洋の黒潮が直接流れ込んでいます。そのため、駿河湾に住む魚類はざっと1,000種類とされ、この湾で
発見された新種の生物も250種以上、駿河湾が宝の海と言われる理由もここにあります。
サクラエビ、タカアシガニ、シラスは駿河湾の代名詞ともいえる海産物ですが、イワシ、アジ、
サバをはじめ、メダイ、ムツ、ヒラメ、ソコダラ類、ボタンエビ、アカザエビ、クルマエビ、イセエビ等が
豊かな海の幸を生み出しています。珍しい深海魚が生息していることでも有名です。
2011年12月にオープンした深海にスポットを当てた沼津港深海水族館では、これらの駿河湾の珍しい生きた
深海魚がみられます。
なお、沼津港にある「港八十三番地」をはじめ、伊豆半島の西海岸各地で駿河湾から水揚げされる
深海魚料理を味わうことができます。
また、伊豆半島は、東伊豆、南伊豆、西伊豆などを合わせると約20か所のダイバーにとって身近な多くの
ダイビングスポットがあります。
この伊豆周辺、駿河湾の海には、沖縄やフィリピンなど南方にすむ魚の卵や稚魚などが、台風や黒潮に乗っ
て日本の沿岸にやって来ます。海水温が下がる冬場を越せずに死んでしまうこれらの南の海の魚を「死滅回
遊魚」というそうですが、近年は海水温の上昇などから確認される種類が増え、越冬する魚も増加する傾
向にあるようです。「伊豆西海岸の有名なダイビングスポット沼津市大瀬崎でも沿岸魚600~700種のうち
同様に3分の1が死滅回遊魚という」(伊豆新聞「死滅回遊魚って何?」2014年06月14日)。短い期間で
はありますが、秋の伊豆、駿河湾ではこうした本来みられないはずの魚たちまで見ることができるのです。
アカハチハゼ(大瀬崎)
この急峻な駿河湾が形成された原因は、日本列島がプレート収束境界に位置していて、太平洋プレートと
フィリピン海プレートが、ユーラシアプレートの下に沈み込んでいることによります。
本州で唯一、フィリピン海プレートの上にのっている伊豆半島は、かつては南洋にあった火山島などの集
まりで、プレートの北上に伴い火山活動を繰り返しながら本州に突き当たって現在の姿になったものとい
われています。伊豆を乗せたフィリピン海プレートは、今でも年間数センチの速度で北西に移動し続けて
おり、駿河湾は狭くなりつつあります。この伊豆半島の本州への衝突によって出来た火山が箱根や
富士山です。
2012年9月に「日本ジオパーク」に認定された伊豆半島ジオパークのテーマは、伊豆半島のこの特異な
成り立ちと地学的な現状から、伊豆半島を大きな贈りものととらえ、「南から来た火山の贈りもの」とし、
その中に5つのサブテーマ (1)本州に衝突した南洋の火山島、(2) 海底火山群としてのルーツ、
(3) 陸化後に並び立つ大型火山群、(4) 生きている伊豆の大地、(5) 変動する大地とともに生きてきた人々の
知恵と文化、を設定しています。
伊豆半島ジオパークの世界ジオパークへの2015年の申請は見送られました。また、審査担当が国連教育
科学文化機関(ユネスコ)に格上げされ、事務手続きが改められたことなどを理由に、今後の認定スケジュ
ールは2018年春以降にずれ込む見通しとなっていますが、地元の力を結集して再挑戦に向けて頑張ってほ
しいと思います。
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合 専務理事 府川博明
2016 静岡県花火大会情報
この夏、県内各地で花火大会が催されます。
静岡県は、花火大会の開催数が日本一多いといった話もございます!!
なかでも、8月6日(土)開催の「ふくろい遠州の花火2016」は、全国的にも大きな花火大会です。
全国花火名人選抜競技大会でもあり2万5先発もの花火があげられ、こちらは必見です。
さらに熱海市の熱海海上花火大会は年間通算最多打ち上げを記録しています。
ご宿泊のお客様限定の特等席で見ることもできますよ。
海上で上がる花火を、お宿から眺める贅沢も体験できますね。
そのほかにも、ゆったりお宿から眺められる花火大会がこの夏各地で目白押しですよ。
是非下記のサイトをご参考になさって、静岡県の夏の夜空をお楽しみください。
ふじのくに静岡 ホテル 旅館 女将 あけぼの会 事務局
伊豆で一番のクールスポット 滑沢渓谷
暑い日は天然のクーラーが効いた滑沢渓谷へどうぞ。
滑沢渓谷は、昭和の森会館から南へ500m
滑沢渓谷入口バス停より(天城峠方面に向かい)
右に入った所にあり、安山岩の岩盤の上を清流が流れ、
天城山の中でも一番の渓谷美が味わえる場所。
岩の終点は小さな滝(竜姿の滝)になっていて、川岸に佇むと
天然のクーラーが効き真夏でもひんやりして気持ちがいいです。
お弁当と飲み物をもってどうぞ。
滑沢渓谷は、湯ヶ島温泉から
天城峠方面へ約6kmの山間にあります。
中伊豆 天城湯ヶ島 白壁荘 女将 宇田倭玖子
宿泊客安全対策研修会 ①
本年度の研修会では、以前より「女将の地震初動マニュアル」を作成するなど
安全で安心なお宿のご提供を検討する中、あけぼの会の女将さんならではの
”災害時キット” の考案にむけ、1年を通し活動してまいります。
その第1回目研修会をワークショップ形式で 平成28年7月12日、
三島市のみしまプラザホテルにて開催いたしました。
当日参加した県内28名の会員女将が、5グループに分かれディスカッションいたしました
次回の研修会は、9月6日(火)静岡県地震防災センターにて実施いたします。
ふじのくに静岡 ホテル旅館 女将 あけぼの会 事務局
JR東海浜松工場 新幹線なるほど発見デー
鉄道ファンの間では、毎年好評となっている、「新幹線なるほど発見デー」が
今年は、平成28年7月23日(土)・24日(日)の2日間開催されます。
検査方法の変更で、今年最後の”車体上げ、載せ作業実演”は見どころになるほか、
さまざまなイベントが開催されます。
事前に申し込みが必要なものもありますが、すべてのイベントは無料で参加できます。
詳しくはこちらからご確認ください。
夏休み最初のイベントにお楽しみください
浜松では直虎ブームで盛り上がっています。
是非ごゆっくりお楽しみ頂けたら幸いです
浜松市 呉竹荘 女将 山下純乃
静岡県観光部局との意見交換会を開催いたしました
平成28年7月5日 県庁にて、女性部役員が県観光部局と意見交換を行いました。
活発な意見交換の中で、地域の観光促進を県が推進するDMOに期待したい点や、
あけぼの会が誘客促進に協力していきたい旨など議論が交わされました。
ふじのくにしずおか ホテル旅館 女将 あけぼの会事務局
富士登山シーズンを迎えました。
7月10日(日)、静岡県側(富士宮口・御殿場口・須走口)、開山いたしました。
(開山期間は 7/10~9/10までとなっております)
眺め拝む感動から、登る感動を体験できる季節になりました。
安全な登山計画を立てて、霊峰富士の登頂を目指してください。
富士登山オフィシャルサイト をご参考に!
(写真は昨年の写真 沼津びゅうお より撮影)
ふじのくに静岡 ホテル旅館女将 あけぼの会 事務局
大崩海岸からの夏の富士山と駿河湾
昨日の雨が嘘のように今日は朝から晴れ渡り、久しぶりに富士山もお顔を見せてくれました。
まさに、♪あ~たまを雲の上に出し~♪ の歌のような美しい富士山が雲海の上にお出ましです。
夏はなかなか富士山に出会える日が少ないので「運がいいわぁ~!」とお客様も大喜びでした!
眼下に広がる駿河湾も夏色にキラキラ輝いて、ジェットスキーやモーターボートなどマリンスポーツ
も楽しんでいる方が増えていよいよ夏本番です!
≪2016・7・10 大崩海岸より撮影≫
駿河路焼津 鮪の御宿石上 女将・石上智子