2023-05

令和4年度事業 宿泊安全対策研修会を行いました ②

講演から引き続き、実習を行います。

②実習:ポリ袋クッキング

ポリ袋で湯銭する調理法の実習を行いました。調理のコツを学び、手元よくある食材を利用したレシピを実践します。
この調理法は発災後、貴重な水や熱源を有効に使える調理法であり、平時の時短調理法でもあります。
災害時は普段食べなれた温かい食べ物があるだけで心が安定し、心身の健康につながります。



☆普段より手元にある材料で実践する   ☆ 「高密度ポリエチレン」と表記の 物を使用   ☆加熱で膨張しない様しっかり空気を抜く

☆熱で穴が空かない様、必ずお皿を敷く ☆鍋のふちにポリ袋を掛けない
(溶けない様に) ☆使い捨て鍋を備蓄しておくのも一案

熱湯には十分に注意して調理します。
使用後のお湯を再利用して、今回は缶飲料とお宿売店で販売されているお饅頭を温めました(現場にある物を利用する)。
災害時には災害物資として配られるおむすびなどを温めると、温かい食事をとることが出来ます。

 

【 実習メニュー 】・・・出来上がったものはポリ袋のままいただけば、衛生的で洗い物が出ません
基本のごはん(水を加え、30分以上、浸すのがポイント)
基本のしゃけ
基本のかぼちゃ
乾物のお味噌汁(加熱不要、お湯のみでOK)
ツナトマトスープパスタ

大規模災害では、物流がストップすることが予想され、一週間程度は自活する備えが必要と言われています。
お客さまの安全・安心をあずかるホテル・旅館として、災害時でも出来る限りのおもてなしができるよう
今後も実践的な体験・経験を積み重ね、防災意識、災害時対応力を醸成する
活動を続けて参りたいと思います

ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局 ポリ袋クッキング

 

2023-05-25 | Posted in 女将の足跡Comments Closed 

 

令和4年度事業 宿泊安全対策研修会を行いました ①

令和5年3月1日(水) 熱川プリンスホテル カルチャーサロンmizi-culにて行いました。

テーマ:災害食講座  ~ポリ袋クッキング活用術~
①講演:最新の災害食事情
②実習:ポリ袋クッキング
講    師:①一社)日本災害食学会 理 事  守 真弓 様
講    師:②ポリCOOK®︎ 代表 森下 園子 様

昨年9月に発生した台風15号では、静岡県内において土砂災害等により甚大な被害が発生したのは記憶に
新しいことと思います。当組合の会員施設でも営業の存続に関わる被害を被りました。
そこで今回の研修会では、もしもの災害に備える危機管理の一環として、災害時の食をテーマとした講演と
災害食の実習を行いました。罹災を想定した体験、経験をして備える事は、災害時とても有用です。

①講演:最新の災害食事情

  

防災の最新の考え方として「フェーズフリー」、平常時と非常時の境をなくそうと言う考え方があります。
食で言えば平常時でも非常時でも食べられる食品を日頃から使う、食する。「ポリ袋クッキング」はまさに
この考え方にマッチする方法です。

最新の災害食の流れ「フェーズフリー」の3つの工夫
備蓄の工夫:ローリングストック  ⇒平時より消費と備蓄を繰り返し、常時一定の食材を確保します。
食事の工夫:味変  ⇒レシピのアレンジを用意しておく。好物でも毎日では苦痛です。
調理の工夫:ポリ袋調理・水漬けパスタなど  ⇒災害時、普段の食事に近い温かいものが食べられます。

被災宿泊施設の事例
最後に2016年熊本地震における被災宿泊施設の事例を伺いました。罹災後3カ月後の現地聞き取り調査より
得られた情報は具体的で、お宿の災害対策に大変参考になるお話しをしていただきました。

②実習編につづく

ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局

2023-05-01 | Posted in 女将の足跡Comments Closed