静岡の食文化
ふじのくに女将‘Sジャパニーズニョッキ おすいとん
西伊豆 潮の香すいとん (堂ヶ島)
堂ヶ島 加藤典子(堂ヶ島ホテル天遊)ほか堂ヶ島支部員
堂ヶ島 潮の香なごみすいとん(堂ヶ島)
・三浦(さんぽ)の塩
・塩麹
・豆腐
・ごぼう
・かき菜
・しわめ(あとから添える)
こだわりは、小麦粉と豆腐をまぜることで柔らかさを出し、塩麹を混ぜることで、ほんのりとした甘さがひきたち、優しいお味になりました。
特産のかき菜やしわめを添えることで、堂ヶ島らしいおすいとんに仕上がりました。
西伊豆 潮の香すいとん (戸田)
戸田 笹原千恵美(魚庵さゝ家)
西伊豆潮の香すいとん(戸田)
・戸田塩
・椎茸、しめじ
・地のり
・根深ねぎ
・深海エビ
もっちりした「すいとん生地」を作る為、小麦粉と白玉粉を合わせた中に深海エビのすり身を混ぜすいとんの味にひと工夫しました。
潮の香を強調する為、戸田塩を使用、潮汁風味にし、磯の香をアクセントにするために地のりを加え、戸田塩味のおすいとんに仕上げました。
浜松おすいとん
浜松 山下 純乃(呉竹荘)
浜松おすいとん
・三方ケ原馬鈴薯
・青のり
・しらす
三方原台地を中心に、独特の赤土で栽培されたデンプン値が高く甘みとホクホク感が特徴の男爵と、新鮮な遠州灘産のしらす、そして 栄養のバランスが良い浜名湖産青のりを小麦粉と片栗粉で三種類のタネにし、季節の野菜を添えています。おすいとんには珍しく味噌仕立てにいたしました。
天城ワサビすいとん
天城湯ヶ島 宇田倭玖子(白壁荘)
天城ワサビすいとん
・天城産 生わさび
・天城産 しいたけ (ほか野菜)
山葵は葉・茎・根を刻んだりミキサーにかけたりしたが、青臭くなってしまう。
生山葵をたくさん入れると、固まらないなど試行錯誤した。
すりおろしの山葵は香りもよく彩も良いのですが、お子様が食べやすくするのは大変でした。
アジのすいとん
三津 安田康江(安田屋旅館)ほか三津支部員
アジのすいとん
・新鮮なアジ
・おろし生姜 (ほか野菜)
味噌や生姜を利かせアジの生臭さを消すことに苦労した。
すいとんの硬さにこだわり、柔らかいすいとん生地をつくりました。
焼津風すいとん三種汁(桜エビ・鰹節・茶葉)
焼津 石上智子(鮪の御宿石上)
焼津風すいとん三種汁(桜エビ・鰹節・茶葉)
・焼津大井川港産の桜エビ
・焼津産鰹節
・焼津産やぶ北茶 他(根菜野菜・黒七味)
すいとんの味をなめらかにする為に木綿豆腐を混ぜ
生桜海老の水分をしっかりきると成型しやすい。
茶葉は、すり鉢で粉末にして茶の味を際立たせ
生桜海老と鰹節を入れたことで味に深みと旨みが出た。
釜揚げシラスのすいとん
富士 鈴木勝子(ビジネスホテル菊川)
釜揚げシラスのすいとん
・富士産のしらす(ゆで・干し)
・富士産のやぶ北茶
・こぶ茶 他(旬の野菜)
シラスの白さ引き出すためにちりめんを減らすなどして存在感を持たせた。
やぶ北茶の微粉やこぶ茶で風味を出し、少しのゴマ油を足すことでふんわり滑らかに仕上げた。
木の子の山芋すいとん
静岡 八木 優子(待月楼)
・しいたけ・舞茸・そばの実
・エノキ・なめこ
すいとんは本来小麦粉ですが、火の通りを早くするために白玉粉を使用します。
味の決め手は、しっかりと出汁をとることです。
すいーとん
稲取 瀧 悦子(稲取東海ホテル湯苑)
すいーとん
・稲取みかんの皮
稲取みかんの皮を温泉タンクの回りに広げて乾燥させる。ミキサーやすり鉢で粉末(微粉)にする
みかんの香りになります。粉状のみかんの皮はとてもきれいな黄色になります。