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令和3年度 新春研修会を開催しました
令和4年3月15日にHOTEL ACAOにて新春研修会を開催いたしました。
当初2月8日に開催を予定していた新年研修会ですが、まん延防止措置発令のため2度の延期。その後万全の感染対策を行い、新春研修会として開催に漕ぎつけました。
【第1部 花暦ワーキンググループ成果発表研修会】
完成したリーフレット「花さんぽ」
令和3年度事業として取り組んできた「花暦事業」では静岡県内の花をテーマに(今期は「桜」)、女将おすすめの花の情報をまとめ、マイクロツーリズムのツール、お客様と女将をつなげるツールの作成を目指し活動してきました。
まずは全4回に渡るワーキンググループ(以下WG)会議とアンケート調査の中で、いかにリーフレットを創り上げていったのかをご報告し、次に完成したリーフレットを各地区毎にWG委員が解説いたしました。
今後このリーフレットをどのように使っていくのかは重要なポイントとなります。今回の研修が、リーフレット「花さんぽ」使ったお客様とのコミニケーションをより深め、また今の時勢にふさわしい「おもてなし」につながれば幸いに思います。
【第2部 おもてなし研修会】
テーマ:「地域の魅力再発見」~熱海市と観光まちづくり~ 講 師:森田 金清 様(熱海温泉ホテル旅館協同組合 理事長)
今回のおもてなし研修会では、研修会開催地である熱海での地域振興の取り組みをうかがい、引き続き行う花暦事業において「地域の魅力再発見」をいかに「地域経済への貢献」につなげていくのか、そのヒントを得る機会として開催しました。
講演後は観光地域づくりプラットホームの運営がなかなか上手くいかないなどのお悩みや、地域再生に必要な要素であるリーダーシップの担い手がいないなど、数々のお悩みや質問が活発に交わさせました。
【ピアノミニコンサート】
この日は日々新型コロナ感染症への対応に追われている女将たちに、くつろぎの時間を持っていただきたく、ピアノのミニコンサートを開催いたしました。 40分程の限られたお時間でしたが、非日常を味わう束の間の癒しの時間になったのではないでしょうか。
ピアニストの久保山菜摘さんにピアノをご披露いただきました。ショパンの調べにうっとり聴き入る 女将たちです
ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局
「観光事業者のための災害時対応力向上Webセミナー」に登壇しました
2021年12月15日 観光事業者のための災害時対応力向上セミナー
2010年度事業として女性部で取り組み、作成した「女将の地震初動マニュアル」をきっかけに、今般東京都主催の「観光事業者のための災害時対応力向上セミナー」への登壇依頼をいただきました。
このセミナーでは、旅行者のより一層の安心・安全の確保を進めていくため、観光関連事業者を対象に、発災時における対応力向上を目的としています。
【12/1事前収録の様子】 会場:中島屋グランドホテル
講演は「女将の地震初動マニュアル」を作成するに至った経緯からはじまり、その後立ち上げた防災対策検討会での勉強会・討議を経てマニュアル完成に至るまでの道のり。そして完成したマニュアルについての解説を行いました。
また、マニュアル完成の約1年後、東日本大震災が発生した際、災害時に女将が出来る事は何か、との思いにより考案した災害食「ジャパニーズニョッキおすいとん」のご紹介も行いました。
そして「女将の地震初動マニュアル」の中でも提案した「女将のおもてなし袋」を形にした「女将の安心こころ包み」を実演も交えながらご紹介しました。
◆「女将の安心こころ包み」は女将の知恵が詰まったポーチ。中身はサバイバルシート、携帯トイレ、ライト付きホイッスル、安全ピン、結び紐、100㎠の多目的な布です。100㎠の布は工夫が施されており①三角巾②ポーチ③リュック④裂いてマスクや紐としてご使用いただけます。ご使用後はコンパクトなポーチにたたむことが出来ます。
【12/15WEBセミナーの様子】 会場:ホテルグランヒルズ静岡
「女将の地震初動マニュアル」完成より11年。そろそろマニュアルの刷新が必要なのでは、との声も上がっていた中での登壇のご依頼。防災対策に改めて思いを致す機会となりました。
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合 女性部 あけぼの会 事務局
令和3年度 女性部あけぼの会 通常総会を開催いたしました
令和3年6月22日(火)ホテルアソシア静岡にて万全のコロナ感染症対策の下、
例年より時間を短縮しての通常総会開催となりました。
令和3年度は役員改選の年にあたります。部長並びに副部長3名は前期より続投が承認され、
新たに副部長2名も承認を受け、新体制で活動してまいります。
感染症対策対応を取りながらの制約のある活動となりますが、ご支援、ご協力を賜りますよう
よろしくお願い申し上げます。
※撮影時だけマスクをはずしております
ふじのくに静岡 ホテル旅館 女将 あけぼの会 事務局
令和3年度事業 おもてなし研修会を開催いたしました
令和3年6月22日(火)通常総会閉会後、おもてなし研修会を開催いたしました。
講 師:苦田 高志 氏(株式会社キャブ 代表取締役)
テーマ:「もどり来る旅行者」今、地域・お客様の発進力が問われる時代に~初級編~
ポストコロナを見据え、SNS等を使った情報発信に何が求められ、どう発信すればよいのか。
またマイクロツーリズムが推奨される今、ホテル・旅館業としてどんな取り組みが出来るのか、
事例をまじえてご講演いただきました。
「WEBサイトからはじまるおもてなし」について、自社WEBサイトのHTML文法修正をすることで
表示速度がアップし利用者の利便性が向上することや、検索エンジンからの流入が1.6倍に向上した例など
興味深いお話を伺いました。
また実演で自社WEBサイトを診断していただいた参加者さんもいらっしゃいました。
withコロナでSNS中心の情報収集への流れはより加速しています。
SNSはわからない、出来ないとは言えない時代になっているとつくづく感じる研修会でした。
ふじのくに静岡 ホテル旅館 女将 あけぼの会 事務局
~春の研修会~SDGs事業 「Tea Cocktail Seminar」
令和3年3月2日 みしまプラザホテルにて、春の研修会を開催いたしました
コロナ感染症対策を徹底として、テーブルには飛散防止アクリル板を設置し、
マスクの徹底や会話を控えるなどの措置を講じての開催となりました。
今回の研修は10月に引き続き、SDGsについて、中でも「陸の豊かさを守ろう」としての
静岡県のお茶についてをテーマに取り上げます。
講 師:井谷 匡伯氏(BAR NO`AGE経営者 静岡市葵区)
テーマ: Tea Cocktail Seminar
静岡県名産のお茶を、煎茶としていただくだけでなく おしゃれに新しくご提供する手法を
講師の井谷氏に「ティーカクテル」としてご紹介いただきました。
ティーカクテルの考え方や、茶葉の特性、合わせる食材との相性など幾通りも考えられる事などを
丁寧にお話くださいました。
なじみのある茶葉や特産を使う事で、静岡県のそれぞれの地域の特色を引き出した
モクテル(ノンアルコールカクテル)4種をご提案いただきました。
◇「華こゝろ」・・・静岡県の女将イメージ
◇「蒼(あおい)」・・・東部(ぐり茶)
◇「葵(あおい)」・・・中部(玉露)
◇「碧(あおい)」・・・西部(深蒸し茶)
今までのお茶のいただき方だけでなく、洗練されたお茶のご提供をあけぼの会では模索しています。
今後も、研鑽に励んでまいります。
ふじのくにしずおか ホテル旅館 女将 あけぼの会 事務局
SNS(インスタグラム)研修会 を開催いたしました
2月2日(火)に、令和2年度のSNS研修会を開催いたしました。
コロナ禍ということもあり、開催にあたりできる限りの感染症対策をとり、少ない人数での実施となりました。
テーマ 「共感を生み 心を繋ぐSNS」
講 師 久保山 ひろ子氏(PRプロフェッショナル協会 ディレクター)
講 師 太田 記久乃氏(㈱マーレプランニング 代表取締役、あけぼの会HPアドバイザー)
参加された方は初心者の方が多く、細やかなフォローをしながら会を進める事となりました。SNSをどのように利用するのか、どんな事に利用するのかをあらかじめイメージした上で始める事や、登録者(アカウント)を最大限アピールするように、プロフィール画面を有効に使う、登録の仕方等伺いました。
少ない受講者となったことが功を奏し、丁寧なフォローができ、セミナー終盤には初投稿をしていただくことができました。
今回のようにまずは、個人のアカウントからスタートし、次第に「お宿」アカウントへと進化することを期待いたします。
SNS、特にインスタグラムは、検索ツールとして利用する方が巣ごもりというコロナ禍の影響もありますます増えています。興味がある人に直接届くシステムや広告表示など効果的な機能があり、便利で経費を抑えた情報発信への期待は高まっていますので、お宿で取り入れていただけるよう今後も、セミナーの機会を持てるよう進めてまいります。
ふじのくにしずおか ホテル旅館 女将 あけぼの会 事務局
早咲きの桜情報について
静岡県では、早咲きの桜として河津桜が有名ですが、ほかにも冬に咲く桜がございます。
◇ あたみ桜
◇ 伊豆土肥桜
◇ 薄寒桜
◇ 河津桜
今年は、桜の楽しみ方も変わるのかもしれませんが、混雑を避けお愉しみください
日本の心といっても過言ではない「桜」待ち遠しいですね。
桜の名所情報(1月~2月) ←静岡県さくらの会より
sakura-map ←上記PDF画像はこちらからどうぞ。
ふじのくにしずおか ホテル旅館 女将 あけぼの会 事務局
超遠望の富士山
多少古いニュースですが、日本経済新聞の2015年1月31日付け夕刊に「富士山よく見える 都内から眺望50年で6倍」と言う記事がありました。
記事によれば、大気汚染の改善とヒートアイランド現象による乾燥の結果、2014年に東京から富士山が眺められた日が138日に上ったということです。気象観測所長さんの「今は明治時代並みか、それ以上に富士山が見られる日が多くなっているのではないか」とのコメントがあります。
しかし、一方で「関東の富士見百景」(国土交通省関東地方整備局が1都8県から富士山のよく見える233地点を選んだ)の一つに認定されていた東京都葛飾区の小菅西公園で、百景の銘板が移転されたというニュースを最近の新聞で読みました。高層建築が増え、富士山が見えなくなってしまったためということでした。
これもまた、少々古いのですが、伊藤左千夫の「野菊の墓」に、次の通りあるそうです。
茄子畑というは、椎森の下から一重の藪を通り抜けて、家より西北に当る裏の前栽畑。崖の上になってるので、利根川は勿論中川までもかすかに見え、武蔵一えんが見渡される。秩父から足柄箱根の山山、富士の高峯(たかね)も見える。東京の上野の森だと云うのもそれらしく見える。
明治時代には、茨城県から富士山が見えていたんですね。
それでは、富士山をみることができる「最も遠い地点」はどこなのだろうという、疑問がわくのが人情です。例えば、太平洋を渡って航海している船からならどのくらい遠くから見えるのか?
海の上からは前に障害物がないので水平線ぎりぎりまで富士山が見えるはずです。海上からなら幾何学的に標高3776メートルの富士山の見える限界距離は、236キロメートルとなるそうです。
ただし、実際に富士山が見えるのは、気象条件やさまざまな要因に左右されます。また、一方で標高0メートルでなく、高い山からならさらに遠距離から富士山を見ることができます。
富士山の眺望や遠望については、さまざまな記録があります。眺望については、公式の記録(?)として認められるためには目視だけではだめで、「撮影した写真」が必要となるのだそうです。
さらに、筑波大付属高校社会科教諭の田代博氏が開発した、地図総合ソフト「カシミール3D」を使って作成した可視マップのCGに一致した場合に「認定」されるのだそうです(楽学ブックス【自然2】富士山。山の展望と地図のフォーラム代表 田代博「富士山はどこまで(どこから)見えるか」による)。
それによれば、最遠望地点は、和歌山県那智勝浦町色川富士見峠で、322.9キロメートルだそうです。
第2位、第3位も南西方向の和歌山県の妙法山322.6キロメートル、大雲取山320キロメートルが続きます。第4位は、西南西の三重県の大地山304キロメートル、第5位が北東の福島県日山299キロメートルです。この後、6位から10位には福島県、三重県、奈良県の東西方向の山が並んでいます(平成29年12月現在)。
南北方向からは、北の方向からのものは、新潟県の越後駒ヶ岳からの198キロメートルで、事務局の杉田さんが新潟県への旅の帰途、峠で富士山が見えたと話していましたので意外に思ったことがありましたが、確かに記録で裏付けられています。南東からは東京都の八丈島東山(三原山)の271キロメートルなどが記録されています。
先の遠望地点のサイトをみても、「未確認」の文字が並んでいますので、将来、目視では見えても写真撮影に成功していない地点から見えたということになるのかもしれません。
また、富士山が見える都府県は、2014年に京都での撮影に成功し20都府県に上るそうです。47都道府県の4割以上、さすがに日本一の富士山です。
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合 元専務理事 府川 博明
SafeStay⑰ 北の庭THE KURETAKESO 感染予防に取り組んでいます
北の庭THE KURETAKESO 女将 山下 純乃
所在地)浜松市中区旭町7-1
TEL)053-453-7211 FAX)053-453-7212
SafeStay⑯ 花月旅館 感染予防に取り組んでいます
花月旅館 女将 林 眞理子
所在地)静岡市駿河区稲川1-5-2
TEL)054-281-0034 FAX)054-281-0759