女将の足跡
令和4年度新年研修会を開催いたしました
令和5年1月25日(水)に日本平ホテルにて新年研修会を開催いたしました。
テーマ:家康公と久能山東照宮の歴史
講 師:久能山東照宮 宮司 姫岡 恭彦 様
令和4年10月にスタートした観光需要の喚起策「全国旅行支援」を皮切りに、旅行需要は増すばかりです。
今回の研修会では「どうする家康」ゆかりの地である久能山東照宮と家康公の歴史について学ぶことで、
静岡県の魅力発信、観光振興につなげることを目的に開催いたしました。
家康公の生い立ちをたどりながら久能山東照宮との歴史についてお話をうかがいました。
久能山は武田信玄公が城壁を設け久能城と称した山城。1616年家康公の没後、遺言によりご遺骸が久能山
に埋葬され、東照宮が創建されました。
家康公を祭神とする東照宮は全国に130社ほど現存し、久能山東照宮は一番最初に創建された東照宮です。4月17日の命日には毎年、徳川ご宗家が神廟を参拝されるそうです。
~久能山東照宮東照宮博物館が所蔵する家康公ゆかりの品々~
家康公は生涯3回、合計25年駿府で過ごしました。家康公にとって愛着深い静岡では、ゆかりの場所、品々が多く見られます。中でも久能山東照宮博物館には「どうする家康」でお馴染みの金陀美具足やスペイン国王から贈られた世界最古の洋時計などが収蔵されています。
研修会後には姫岡宮司のご案内で久能山東照宮へ初詣に伺いました。
今回は日本平山頂よりロープウェイを利用しました。
かつて山城であっただけに一段一段が高く、急な階段を進む
普段は見学出来ない社殿内部を宮司自らご案内いただく リーフレット「樹」でも取り上げた金の成る木
2023年NHK大河が放送回を重ね、世間の家康公、静岡への熱は益々高まるものと思います。
静岡県民になじみの深い家康公、そして地元の国宝久能山東照宮を学び直す良い機会となった
研修会でした。
ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局