女将の足跡

令和4年度事業 花暦 視察研修会 ③村山浅間神社の大杉・大銀杏

富士山浅間大社より車で約20分。村山浅間神社に向かいます。

③ 村山浅間神社の大杉・大銀杏(富士宮市)
富士山を信仰する者の修行の場であり、かつて村山登山道の起点でもあった神社です。
現役の山伏でもあるガイドさんにご案内いただきました。


「冨士根本宮」わかんむりの所以を伺う              樹齢1000年以上の大杉           見事な乳状下垂を持つ大銀杏

鳥居には「冨士根本宮」と記されています。うかんむりの点を人に見立て「御山(富士山)の上に人を立てな
い」
ために「富」ではなく「冨」を使用している、など諸説あるそうですが、いずれも神域に人が足を踏
入れることを戒めるものだそうです。

 
                   境内には数多くの巨木が林立し、圧倒される

境内には富士登山前に身を清めた水垢離場(みずごりば)や護摩を焚いた護摩壇跡など、修行に関わる遺跡
数多く現存しており、毎年7月10日の富士山開山祭・入山式の際に儀式が行われるそうです。


村山登山道の入口        現地ガイドさんと       水垢離場を見下ろす不動明王 

村山浅間神社は今回の視察でその存在を初めて知った、という参加者が大半でした。
林立する大杉と、神社全体の空気感に圧倒される「氣」に満ちた場所で、もっと多くの方々に訪れて
いただきたい、と言う声が数多く聞かれる、女将が強く心を動かされたパワースポットでした。

おわり

ふじのくにの女将 あけぼの会 事務局

2023-04-28 | Posted in 女将の足跡Comments Closed