あけぼの会
■ あけぼの会(静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合女性部)のご紹介
あけぼの会は、平成7年5月に静岡県内の旅館業界の向上発展を目的に設立されました。
以来20年間にわたって、ホテル旅館業の中核的担い手である女性パワーの結束を図り、
会員相互の親睦と友愛を深める活動とともに、さまざまな研鑽・交流活動を進めてきました。
「おもてなし」が、国際的なレベルでのキーワードになりつつありますが、おもてなしの原点は、
お客様を「大切にする、とりもつ、馳走する、世話する」(『広辞苑』)ことです。
あけぼの会は、お客様に安心して、心からゆったり寛いで、おいしいお料理を楽しんで
いただくために、「食のおもてなし研修会」をはじめ、「宿泊安全対策研修会」などの
さまざまな研修会、交流会を開催し、研鑽に励んでおります。
このホームページでは、静岡県ホテル旅館組合の女将たちのこれらの活動やおもてなしの
気持ちの一端を皆さまにお伝えしていきたいと思います。
名 称 静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合 女性部と称し
通 称 「あけぼの会」 という
所 在 地 〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町 11-1浮月ビル5階
TEL:054-254-6388 ・ FAX:054-254-6390
URL:http://shizuokayado.jp/
Email:akebonokai@s-kenryoren.or.jp
代 表 者 会長 石上 智子 鮪の御宿石上(焼津市)女将
鮪の御宿石上住所 焼津市小浜1047
TEL 054-627-1636 ・ FAX 054-626-6688
設 立 平成7年5月11日
会 員 数 78名(令和元年6月12日現在)
■ 会の目的
静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合は、静岡県内の旅館業界の
向上発展を図るために、中核的担い手である女性パワーの結束のもと、研鑽・交流活動を推進し、
併せて会員相互の親睦と友愛を深め、県ホテル旅館活動に寄与することを目的にする。
■あけぼの会 会長ごあいさつ
打ち水をされた玄関に、入ったとたん「ようこそおこし下さいました。」
「お疲れ様でございました。」小走りに近寄る白い足袋。とびきりの笑顔がこぼれます。
最近、こんなに暖かく迎えられたことがあったでしょうか。いきなり温泉に飛び込んだような安心感です。貴女が歩くたび着物がしゅるしゅると音をたて、かすかに日本の香りが漂います・・・。
令和元年、ふじのくにの女将「あけぼの会」も25年目を迎え四半世紀の時を重ねて参りました。思い返せば観光や宿を取り巻く環境もめまぐるしく変化を遂げています。
観光立国日本を掲げインバウンドの呼び声高く早15年余、そして2020年のオリンピック、パラリンピックの開催決定をきっかけに日本の国がグローバルな時代に加速してきました。今では静岡県の宿も海外からのお客様を日常のようにお迎えし、日本の宿をお愉しみいただいております。日本の「おもてなし」も「OMOTENASHI」として世界を席巻して参りました。
世界文化遺産である富士山はもとより、2018年に世界ジオパークに認定された伊豆半島ジオパークや静岡県が誇るワサビも世界農業遺産に認定されました。
このような素晴らしい世界遺産をはじめ、静岡県の美しい自然、観光、食の素晴らしさや日本の伝統、文化、季節の歳時記なども日本の宿から女将たちがコンシェルジュとして丁寧にお伝えしていきたいと思っております。
そして、昨今の想定外の災害が起こった時の備えとして「女将の安心こころ包み」という災害キットを考案いたしました。「いのちの安全」「こころの安心」を第一に考えてお客様に安心してご宿泊をしていただける、できる限りのおもてなしをしたいと考えております。
「女将の安心こころ包み」の使い方はHP内のYouTubeでご紹介しております。
また、女将たちが日々の出来事をInstagramで投稿しておりますのでお目に留めていただけましたらうれしく思います。
情報発信もSNSが主流になり観光者が自ら発信し情報が拡散していく時代です。AIに導かれる時代もそう遠くないように感じます。
しかし、どんなに時代が変わってもいつも変わらぬ心で「ようこそおこし下さいました。」
「お疲れ様でございました。」ととびっきりの笑顔でお客様をお迎えしたいと思います。
お客様の喜ぶ顔がわたくしたちの元気のみなもとなのです。
そして、かすかに漂う日本の香りをふじのくにの女将たちから感じていただけましたら幸いでございます。
令和元年 6月
■ 歴代会長